小学生の夢

 

「いつかは」と思っていたものに、ようやく手がとどきました。

９７年に親父の部屋で（当時）新車モデルのバイク雑誌を見つけ、無断で拝借して以来

バイクにあこがれ続けてきました。

バイクに乗りたいと思うことも含め、ばれたらこっぴどく叱られると思い、かくれて読みふけりました。

その雑誌は当然今も所持しています。　読みこみ過ぎてもうぼろぼろですが。

インプレのある程度の暗唱や誤字

記載データのミスやその車種を把握できるくらいは読みこみました。

結局、親父は免許を取るのがめんどくさかったようで、今もバイクには乗っていません

僕がバイクに乗りたいと言ったとき「危ない、やめれ」と止められるとともに、理由を聞かれたので

さっきの雑誌無断拝借のことを告白しました。１０年以上たってるので、もう時効ですよね？

親父は「あの本、なくしたと思ったらお前が持ってたのか」と言うとともに

自分がほんの一時であったとしてもバイクに興味を持ったことを後悔していましたが

「まあそれだけ夢みてたんなら、だめだといってもどうせかくれて乗るんだろうな」

そう言って許し（？）をくれました。

その雑誌に載っている車種のほとんどは既に絶版、またはフルモデルチェンジされていますが

その雑誌に載っているある車種がずっと、どうしてもほしかったのです。

それがZZ-R４００でした。

それからもちろんほかの車種に浮気心も出しました。

しかし、しばらくするとまたZZ-Rを見ていました。例の雑誌で。

小学生のころ、実家近くにある大学生が住む安アパートに

不似合いではあったがピカピカの赤のZZ-R400が置いてあり、登下校のたびにながめていたのも

関係しているのでしょう。

９７年ごろは大型二輪免許の取得が容易になって間もないころだったようです。

大排気量の新型モデルがあれやこれやと出る一方

中型モデル（いわゆる普通二輪免許で乗れるやつ）もまだまだ元気があったように思えます。

ブームが去ったとはいえレーサーレプリカも健在だったし、車種も豊富でした。

当時からフルカウルモデル（エンジンがプラスチック部品で覆われているもの）に乗りたかったので

年を重ねるごとにそれが一つ、また一つと絶版になっていくのは本当に焦りました。

僕は３浪しているので、特にこの期間がつらかったです。

浪人しなければ、新車で買えていたかもしれないのに、と。 

まあ、浪人した自分が悪いのですが。

そんな中２００７年、ついにZZ-R４００が生産終了となりました。

正直、ちょっと泣きそうになりました。

翌年に合格できたのは、不幸中の幸いだったのでしょうか？

 

現在は普通二輪免許を取得し、この夏大型二輪免許も取りますが

今のところ大型バイクや新世代のバイク（FI搭載車など）に興味はあまり湧きません。

と、いうよりやはり小学生のころから刷り込みのように思い続けたせいでしょうか

僕の目にはZZ-Rしか映りませんでした。

先日ついに中古ながら購入でき、今は乗るのに苦戦しつつも、楽しい時間を過ごしています！

できる限り長く、長く付き合っていきたいです。

とりあえず今は元実家付近の自転車で走りなれた道を走りまわっています。

・・・田舎っていいですね。視界が開けてて運転しやすいです。

 

長文、かつ時系列や文の構成がでたらめで読みにくてすみませんでした・・・。

 

欲を言えば、赤がよかった！でも、中古だからある程度妥協・・・

ZZ-R400は’９３のフルモデルチェンジ以降、生産終了の’０７まで

マイナーチェンジしか行われなかったため色や細部の部品

（マフラー、キャブレターの部品やセッティングなど）以外はほぼ同じです。

だから僕のZZ-Rは’０５年式ですが、外見は例の本のものとほぼ同じです。

本当に、うれしい。よかった！

 

　　

しかし最近本当にいい天気です。でも、少しあつすぎますよねー。

 

でもこのあとこの雲が来てどんよりしてきました。

曇ると太陽が恋しくなります。めんどくさいですね。

 

記事とは関係ありませんが、個人的には秋の金色の田んぼより

夏の緑の田んぼの方が好きです。

コメント 2

私の乗っていた時代は
Z400FXでした。
モリワキのショート管が流行りました＾＾。
by mitu (2010-08-08 20:59) 

＞mituさん
Z400FXですか。
僕が生まれる少し前のものですが
いまでもけっこうな数が流通しているようですね。

ショート管はシンプルなデザインでかっこいいです！音は今のご時世ちょっと大きすぎる気もしますが…。
by Sue (2010-08-09 22:21)